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鉄ニッケル合金線

ニッケルと鉄の合金である鉄ニッケル合金や、コバルト含有のコバール、更にコバルトリッチ(70wt%)のコバルトニッケル合金等の品種をラインナップ。
鉄ニッケルやコバールは、各種ガラスの熱膨張係数に近い特性から、ガラス封止用のリード線として使用される事が多い。また磁性を持つ材料特性を活かした磁気スイッチへの適用等、幅広い分野で使用されている。

特徴

  1. 各種ガラスの熱膨張係数に近い。
  2. 各種磁性材料の提供が可能。
  3. 高キュリー点(Co-Ni合金:980℃)。

主な用途

  • リードスイッチのリード材
  • 水晶振動子のリード材

製番・仕様など

品名 寸法範囲 主な成分(wt%) 備考
(mm)
42NF 0.10~10 42Ni-Fe 熱膨張係数がアルミナに近似
50~52NF 0.10~10 50~52Ni-Fe 熱膨張係数が各種軟質ガラスに近似
KV 0.10~10 29Ni-17Co-Fe, <0.06C 熱膨張係数が硬質ガラスに近似
Co-Ni 0.10~10 70Co-25Ni-4Fe,<0.01C 高キュリー点:1000℃

ご注意

このカタログ中のデータは、製品単体の代表値であり、特長等についても一般的な物性を記載したもので、個々の用途の安全を保証するものではありません。ご使用に際しましては安全性につき、必ずお客様ご自身で適合性評価を実施して頂く必要があります。

ご使用に当たり、仮に偶発的、または間接的な損害が生じた場合であっても、当社はいかなる責任も負いかねますので、何卒ご了承くださいます様お願い致します。

このカタログの記載内容は現時点で入手できる資料、情報、データに基づいて作成しており、新しい知見により改訂することがあります。

本製品に関する問い合わせ

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住友電工・大阪エレクトロニクス営業部 06-6220-4325